Season 4 · Episode 9

ルール

1. 基本データ

項目内容
タイトルルール / The Shape of Things to Come
シーズン/話数Season 4 / Episode 9 (通算81話)
フォーカスキャラベンジャミン・ライナス
放送日 (US)2008年4月24日
監督ジャック・ベンダー
脚本ドリュー・ゴダード、ブライアン・K・ヴォーン

2. エピソード・ストラクチャー

  • ストーリー構造:フラッシュフォワード(未来)
  • 重要地点:他の者の住宅地(バラックス)、チュニジアの砂漠(未来)、イラク
  • 重要アイテム:黒い煙の怪物、ダーマのコート

3. ストーリー詳細

島での出来事 (On the Island)

貨物船から派遣されたキーミー率いる重武装の傭兵部隊が、ロックたちが立てこもる住宅地を急襲する。彼らはベンをおびき出すために、捕らえていたベンの養女アレックスを人質に取り、「10秒以内に降伏しなければ彼女を殺す」と脅す。

ベンは「彼女はただの駒だ。殺したければ殺せ」と冷酷に言い放ち、キーミーが躊躇すると信じていた。しかし、キーミーは一切の躊躇なくアレックスの頭を撃ち抜き、射殺する。最愛の娘を目の前で殺されたベンは激しいショックを受け、封印していた隠し部屋から「黒い煙の怪物」を召喚。怪物は嵐のように傭兵たちを襲い、甚大な被害を与える。ベンは娘の遺体に別れを告げ、ロックと共にジェイコブの元へ向かうことを決意する。

未来の物語 (Flashforward: Benjamin Linus)

未来。ベンはチュニジアの砂漠に、ダーマ・イニシアティブのコートを着た姿で突如として出現する(島からワープしてきたことが示唆される)。彼はその後、イラクへ向かい、そこで暗殺者として活動しているサイードを再び仲間に引き入れる。

最後、ベンはロンドンのチャールズ・ウィドモア(貨物船を送り込んだ黒幕)の寝室に現れる。ベンは「お前がルールを破って俺の娘を殺したから、今度はお前の娘(ペニー)を殺して復讐してやる」と冷酷に宣告する。


4. 今回の謎と伏線

提示された新しい謎

  • 怪物のコントロール:ベンはどうやって怪物を呼び出し、操っているのか?
  • チュニジアへのワープ:ベンが砂漠に現れた際、なぜか口から煙を吐き、激しく混乱していた。島から「脱出」する方法として、空間転移のような手段が存在するのか?
  • 二人の「ルール」:ベンとウィドモアの間で語られる「ルール」とは何を指すのか?彼らはかつて仲間だったのか?

解明された事実

  • アレックスの死:ベンの唯一の弱点であった養女アレックスが、ベンの読み違いによって命を落とした。
  • 黒幕の正体:貨物船を送り込み、生存者たちを皆殺しにして島を奪おうとしているのは、元「他の者」のリーダーでもあるチャールズ・ウィドモアであることが確定した。

5. トリビア / 考察ポイント

  • タイトルの意味:原題の「The Shape of Things to Come(来るべきものの形)」は、ベンとウィドモアの全面戦争が始まることを暗示している。
  • ベンの人間性:娘を救うための嘘が裏目に出て、最愛の者を失った瞬間のベンの表情は、マイケル・エマーソンの神がかり的な演技として高く評価されている。
  • ダーマのコート:ベンがチュニジアで着ていたコートには「ハラ(Halliwax)」という名前が入っていた。これはオリキッド基地の研究者の名前。