選択
1. 基本データ
項目 内容 タイトル 選択 / The Beginning of the End シーズン/話数 Season 4 / Episode 1 (通算73話) フォーカスキャラ ヒューゴ・"ハーリー"・レイエス 放送日 (US) 2008年1月31日 監督 ジャック・ベンダー 脚本 デイモン・リンデロフ、カールトン・キューズ
2. エピソード・ストラクチャー
- ストーリー構造:フラッシュフォワード(未来)
- 重要地点:ビーチ、ジャングル、精神科病院(未来)
- 重要アイテム:チャーリーの遺品
3. ストーリー詳細
島での出来事 (On the Island)
救助を呼ぶことに成功した喜びも束の間、デズモンドが海底基地から戻り、チャーリーの最期の警告「ペニーの船じゃない(NOT PENNY'S BOAT)」を皆に伝える。これにより、生存者たちの間に激しい動揺が走る。
ジャックは「それでもナオミの救助隊を信じるべきだ」と主張するが、ロックは「救助隊は我々を皆殺しにするためにやってくる。ベンの警告は正しい」と猛反発。生存者たちは、ジャックに従って救助を待つグループと、ロックに従って他の者たちの住宅地(バラックス)へ避難するグループに、ついに真っ二つに分裂する。ハーリーは親友チャーリーの遺志を尊重し、ジャックではなくロックについていくことを選択する。
未来の物語 (Flashforward: Hugo "Hurley" Reyes)
島から生還した6人「オセアニック6」の一人として、世間から英雄扱いされていたハーリー。しかし、彼は再び精神病を再発させ、かつて入院していた精神科病院に戻っていた。
ハーリーは病院の中で、死んだはずのチャーリーの幻影を何度も見るようになり、「島へ戻らなければならない」という強迫観念に囚われ始める。そんな彼を訪ねてきたジャックもまた、島を出たことを深く後悔しており、二人の会話から「救助された後の未来」が決して幸せなものではなかったことが浮き彫りになる。
4. 今回の謎と伏線
提示された新しい謎
- オセアニック6(Oceanic Six):最終的に島を脱出し、世界に生還した6人は一体誰なのか?(この時点でジャック、ケイト、ハーリーの3人が確定)。
- 島で起きた「何か」:生還した彼らが、なぜあんなにも島を離れたことを後悔し、嘘をつき続けているのか?
解明された事実
- グループの分裂:シーズン1から続いてきた生存者たちの結束が、救助隊への不信感をきっかけに完全に崩壊した。
5. トリビア / 考察ポイント
- チャーリーの再登場:死後、ハーリーの前に現れるチャーリー。「島に残っている連中はお前を必要としている」という彼の言葉は、ハーリーを再び島へと駆り立てる原動力となる。
- タイトルの意味:原題の「The Beginning of the End(終わりの始まり)」は、シーズン3最終回の邦題と同じであり、島からの脱出が「勝利」ではなく「悲劇の始まり」であったことを示唆している。
- ベンの予言:あれほど憎まれていたベンの「来ると言っているのは救助隊ではない」という警告が、現実味を帯びてくる。