二人の女
1. 基本データ
項目 内容 タイトル 受難 / Left Behind シーズン/話数 Season 3 / Episode 15 (通算64話) フォーカスキャラ ケイト・オースティン 放送日 (US) 2007年4月4日 監督 カレン・ガヴィオラ 脚本 デイモン・リンデロフ、エリザベス・サーノフ
2. エピソード・ストラクチャー
- ストーリー構造:フラッシュバック(過去)
- 重要地点:他の者の居住地、ジャングル、アメリカ
- 重要アイテム:手錠
3. ストーリー詳細
島での出来事 (On the Island)
他の者たちは、居住地を放棄して別の場所へと移動を開始する。その際、ジュリエットはなぜか置き去りにされ、ケイトと共に手錠で繋がれたままジャングルに放置されるという不可解な状況に陥る。
二人は互いに激しく反発し、殴り合いの喧嘩までするが、逃走中に背後から迫り来る巨大な「黒い煙の怪物(スモーク・モンスター)」の脅威に直面する。ジュリエットは怪物の性質を熟知しており、居住地の境界にある「音波障壁」を起動させることで怪物を弾き飛ばし、間一髪で危機を脱する。
ジュリエットはケイトに対し、「私はベンにハメられた。もうあそこには戻れない」と話し、二人は手錠を外して和解。ジャックやサイードたちが待つメインのキャンプへと戻ることに同意する。こうして、かつての敵であったジュリエットが生存者たちのキャンプへ「仲間」として加わることになる。
過去/未来の回想 (Flashback: Kate Austen)
ケイトの逃亡生活中の過去。彼女は病気の母親に会いたい一心で、かつての自分を助けてくれた親友のキャシディ(実はソーヤーの元恋人であり、娘を産んだ女性)に協力を求める。
ケイトはキャシディの助けを借りて母親と再会するが、母親は彼女を許すどころか「あなたを許さない。次に会ったら警察を呼ぶ」と冷酷に突き放し、絶望の中で再び逃亡を続けることになる。ケイトとキャシディの、立場の異なる二人の女性の奇妙な友情が描かれる。
4. 今回の謎と伏線
提示された新しい謎
- 怪物の正体と弱点:黒い煙の怪物は「音波障壁」を超えられないことが判明した。怪物は物理的な音波に対して反応するエネルギー体なのか?
解明された事実
- ジュリエットの陣営移動:ジュリエットが他の者たちから見捨てられ(あるいはそう装い)、生存者側のキャンプに合流することになった。
- 過去の繋がり:ケイトの親友キャシディが、ソーヤーの娘の母親であったという、キャラクター同士の意外な接点が明かされた。
5. トリビア / 考察ポイント
- 女性同士の共闘:それまで対立していたケイトとジュリエットが、手錠という強制的な縛りの中で互いを知り、協力していく「バディもの」としての面白さがあるエピソード。
- ベンの策略?:ジュリエットが放置されたのは、実は生存者たちのキャンプに「スパイ」として送り込むためのベンの高度な罠ではないかという疑念が残る。
- 怪物の咆哮:怪物が音波障壁にぶつかった際に発する金属的な音や火花は、その正体が単なる霊的な存在ではないことを示唆している。