Season 2 · Episode 17

封鎖

1. 基本データ

項目内容
タイトル封鎖 / Lockdown
シーズン/話数Season 2 / Episode 17 (通算42話)
フォーカスキャラジョン・ロック
放送日 (US)2006年3月29日
監督スティーヴン・ウィリアムズ
脚本カールトン・キューズ、デイモン・リンデロフ

2. エピソード・ストラクチャー

  • ストーリー構造:フラッシュバック(過去)
  • 重要地点:ハッチ内部(スワン基地)、ジャングル
  • 重要アイテム:紫外線ライト、ブラインド・マップ(ハッチの壁の地図)

3. ストーリー詳細

島での出来事 (On the Island)

ハッチの中でロックが一人で過ごしている際、突然大音量の警報が鳴り響き、すべての出入口が厚い鋼鉄のシャッターで強制的に「封鎖(Lockdown)」されてしまう。不運にもロックはシャッターに足を挟まれ、身動きが取れなくなってしまう。

ロックは、監禁している「ヘンリー・ゲイル」に助けを求める。ヘンリーはロックを助けるためにシャッターを上げようとし、さらにロックの依頼で通風口を通ってコンピューターの元へ向かい、期限が迫っていた「ボタン」を押すよう託される。ヘンリーはロックを救出し、ボタンも無事に押したと主張する。

封鎖が解除される数秒前、ハッチ内のすべての照明が消え、紫外線の光(ブラックライト)が灯る。その一瞬の間、ロックの目の前の壁に、不可解な「地図(ブラインド・マップ)」が浮かび上がるのを彼は目撃する。そこには島に点在する複数のダーマの基地の配置図が記されていた。

一方、ジャングルではサイード、アナルシア、チャーリーの3人が、ヘンリーが主張していた「気球の落下地点」に辿り着く。

過去/未来の回想 (Flashback: John Locke)

ロックの過去。腎臓を騙し取られた後も、父親への歪んだ執着を捨てきれずにいたロック。父親は再び彼に近づき、怪しい金の受け渡しを手伝わせるという形でロックを再び利用しようとする。

恋人のヘレンはロックに「もう二度と父親とは関わらないで」と涙ながらに懇願し、ロックのプロポーズを受け入れる。しかし、ロックが嘘をついて父親と会い続けていたことが発覚し、ヘレンは失望して彼のもとを去ってしまう。ロックは愛よりも「自分を捨てた父」を選んでしまった。


4. 今回の謎と伏線

提示された新しい謎

  • ブラインド・マップ(ハッチの壁の地図):紫外線で浮かび上がった、ハッチの壁一面に描かれた複雑な図形と地図。そこには「スワン」以外にも多くの基地が存在することを示唆する記述があった。
  • ヘンリーの協力?:ヘンリーは逃げるチャンスがあったにも関わらず、なぜロックを助け、自ら進んでボタンを押すという協力的な行動をとったのか?

解明された事実

  • ハッチの封鎖機能:ハッチには定期的に外部から物資が投下される際、機密保持のために内部を完全に封鎖するシステムが存在することが判明した。

5. トリビア / 考察ポイント

  • ブラックライトの地図:このシーンで一瞬だけ映る地図には、島全体のダーマの基地の配置や謎のメモがびっしりと書き込まれており、放送当時、録画を一時停止して解析するファンが世界中で続出した伝説的なシーン。
  • ロックの悲劇:父親との関係を断ち切れなかった過去が、現在の「ハッチとヘンリー」への執着と重なり合っており、彼の破滅的な運命を予感させる。