Season 2 · Episode 8

復讐

1. 基本データ

項目内容
タイトル復讐 / Collision
シーズン/話数Season 2 / Episode 8 (通算33話)
フォーカスキャラアナルシア・コルテス
放送日 (US)2005年11月23日
監督スティーヴン・ウィリアムズ
脚本ハビエル・グリロ=マルクス、レナード・ディック

2. エピソード・ストラクチャー

  • ストーリー構造:フラッシュバック(過去)
  • 重要地点:ジャングル、ハッチ内部、LAの警察署
  • 重要アイテム:銃

3. ストーリー詳細

島での出来事 (On the Island)

シャノンを誤射で殺してしまった直後のジャングル。パニックになったアナルシアはサイードを気絶させ、木に縛り付ける。アナルシアは「サイードを解放すれば必ず報復される」と恐れ、誰も信用できずに彼を尋問する。ミスター・エコーはアナルシアのこの横暴なやり方に反対し、負傷して高熱を出しているソーヤーを担いで、単独でジャックたちのキャンプへ向かう。

エコーがジャックたちのキャンプに到着し、ソーヤーはハッチ内へ運び込まれ治療が開始される。ついにジャックとエコーという、二つのグループのリーダー格が対面を果たす。

一方ジャングルでは、サイードと二人きりになったアナルシアが、張り詰めた糸が切れたように自分の罪(過去に犯した復讐による殺人)を告白し、「どうせ私を憎んでいるだろう。私を殺して」とサイードにナイフを渡して促す。しかしサイードは「君を殺しても、シャノンは戻らない」と静かに告げ、彼女を殺すことを拒否する。彼自身も過去に復讐と殺人に囚われていたからこその決断だった。

ついに二つのグループが完全に合流し、生存者たちは再会を喜び合うが、アナルシアは一人離れたところで孤立し、悲しみに暮れる。

過去/未来の回想 (Flashback: Ana Lucia Cortez)

アナルシアの過去。彼女はロサンゼルス市警の勇敢な警官だったが、パトロール中に不審者に腹部を数発撃たれ、妊娠していた子供を流産してしまう。その後、容疑者の男が逮捕されるが、アナルシアは面通しで意図的に「彼が犯人だとは断言できない」と嘘の証言をして男を釈放させる。

彼女は警察を辞め、釈放されたその男を自らの手で尾行し、暗い路地裏で「私が妊娠していたのを知っていたか」と問い詰めた直後、冷酷に銃弾を数発撃ち込んで男を殺害し、自らの手で復讐を果たしたのだった。


4. 今回の謎と伏線

提示された新しい謎

  • とくになし。今回は二つのグループの合流と、アナルシアのキャラクターの掘り下げがメイン。

解明された事実

  • アナルシアの過去:彼女がなぜあそこまで猜疑心が強く、引き金を引くことを躊躇しないのか。それは警察時代に我が子を奪われ、自らの手で冷酷な復讐を果たした暗い過去によるものだった。

5. トリビア / 考察ポイント

  • サイードの寛容:かつては拷問官であり復讐鬼でもあったサイードが、最愛のシャノンを殺したアナルシアを「許す」という展開は、彼の島での精神的な成長と人間性の回復を強く示している。
  • タイトルの意味:原題の「Collision」は「衝突」の意味。二つのグループの物理的な衝突、サイードとアナルシアの感情の衝突、そしてアナルシアの過去の銃撃事件などを掛け合わせている。