Season 1 · Episode 22

タイムカプセル

1. 基本データ

項目内容
タイトル逃亡者 / Born to Run
シーズン/話数Season 1 / Episode 22 (通算22話)
フォーカスキャラケイト・オースティン
放送日 (US)2005年5月11日
監督タッカー・ゲイツ
脚本ハビエル・グリロ=マルクス、エドワード・キッツィス、アダム・ホロウィッツ

2. エピソード・ストラクチャー

  • ストーリー構造:フラッシュバック(過去)
  • 重要地点:ビーチ、アメリカの病院周辺
  • 重要アイテム:マイケルの水筒、おもちゃの飛行機

3. ストーリー詳細

島での出来事 (On the Island)

マイケルが中心となって建造していた脱出用の「イカダ」が遂に完成に近づく。定員は安全性を考慮して4名とされ、マイケル、息子のウォルト、ジン、そしてソーヤーが乗る予定だった。しかし、どうしても救助隊を呼んで自分の過去(犯罪)を調べられる前に島から逃げ出したいケイトは、ソーヤーの乗船枠を奪おうと密かに画策する。

そんな出航準備の最中、マイケルが飲もうとした水筒の水に何者かによって「毒」が混入されており、彼は激しい腹痛で倒れてしまう。ソーヤーは、ケイトが自分の席を奪ってイカダに乗るために毒を盛ったに違いないと強く疑い、皆の前で彼女の過去(護送中の犯罪者であること)を暴露し、二人は激しく対立する。

最終的に、ジャックの調査により、マイケルの水筒に毒を入れた真犯人はケイトでもソーヤーでもなく、サンであったことが判明する。サンは夫のジンを島から出させたくない一心で、軽い腹痛を起こす植物を混ぜたのだったが、マイケルが誤って飲んでしまったのだった。

過去/未来の回想 (Flashback: Kate Austen)

ケイトの逃亡生活の過去。彼女は、癌で死にかけている母親のダイアンが入院している病院へ忍び込んで一目会うため、かつての幼馴染であり初恋の相手でもあるトム(医師)に協力を求める。トムはすでに結婚し家庭を持っていたが、ケイトの必死の頼みを断れず、彼女を母親の病室へと案内する。

しかし母親はケイトの顔を見るなり「人殺し!助けて!」と叫んで警備員を呼ぶ。ケイトはトムと共に車で逃走するが、警察に追い詰められ、ケイトの強引な運転によって車が衝突事故を起こす。その事故で、助手席に乗っていたトムが命を落としてしまう。彼が死の直前に大事に持っていたのが、あの「おもちゃの小さな飛行機」だった。


4. 今回の謎と伏線

提示された新しい謎

  • 出航の準備:イカダの完成により、物語はいよいよ島からの脱出という新たなフェーズへと向かう。

解明された事実

  • おもちゃの飛行機の秘密:ケイトが血眼になって執着していたおもちゃの飛行機は、自分の身勝手な行動のせいで命を落としてしまった幼馴染のトムの遺品であったことが判明した。彼女の深い罪悪感の象徴だった。

5. トリビア / 考察ポイント

  • 新たな脚本家コンビ:本作から、のちに『ワンス・アポン・ア・タイム』の大ヒットを生み出す名コンビ、エドワード・キッツィスとアダム・ホロウィッツが脚本に参加している。
  • タイトルの意味:原題の「Born to Run」はブルース・スプリングスティーンの名曲タイトルでもあり、「逃げるために生まれてきた」というケイトの悲しい生き方をストレートに表現している。