守るべきもの
1. 基本データ
項目 内容 タイトル 守るべきもの / Homecoming シーズン/話数 Season 1 / Episode 15 (通算15話) フォーカスキャラ チャーリー・ペース 放送日 (US) 2005年2月9日 監督 ケヴィン・フックス 脚本 デイモン・リンデロフ
2. エピソード・ストラクチャー
- ストーリー構造:フラッシュバック(過去)
- 重要地点:ジャングル、ビーチ、イギリス
- 重要アイテム:銃、シガレットケース
3. ストーリー詳細
島での出来事 (On the Island)
ジャングルから生還したクレアだったが、誘拐されていた間の記憶を完全に失っており、飛行機が墜落した直後の状態に退行していた。チャーリーは献身的に彼女を支えようとするが、突如としてイーサンがジャングルから現れ、チャーリーを殴り倒す。イーサンは「クレアを渡さないと、毎日一人ずつ生存者を殺す」と恐ろしい宣告をして姿を消す。
翌朝、生存者の一人(スコット)が無残な撲殺死体で発見され、イーサンの脅迫が現実のものとなる。事態を重く見たジャック、ロック、サイード、ソーヤーは銃で武装し、ジャングルでイーサンを捕らえるための罠を張る。
激しい格闘の末、ジャックがイーサンを追い詰め、生け捕りにすることに成功する。「他の者」の情報を聞き出そうとしたその瞬間、背後からチャーリーがジャックの銃を奪って進み出て、イーサンの胸を撃ち抜き射殺してしまう。チャーリーは震える声で「こうするしかなかった」と語るのだった。
過去/未来の回想 (Flashback: Charlie Pace)
チャーリーのイギリスでの過去。麻薬を買う金に困っていたチャーリーは、ルーシーという裕福な令嬢に近づき、彼女の家から価値のあるシガレットケースを盗み出そうと企む。ルーシーはチャーリーの嘘を信じて彼を本気で愛し、父親の立派な仕事を紹介するなど、彼を更生させようと献身的に尽くす。
チャーリーも彼女の愛情に応えたいと願い、真っ当な人間になる決意をするが、結局は麻薬の強い誘惑に勝てなかった。面接の最中に禁断症状で倒れ、ケースを盗もうとしたことがバレてしまい、ルーシーから「あなたは一生、何も守れない」と永遠に拒絶されてしまう。
4. 今回の謎と伏線
提示された新しい謎
- クレアの記憶喪失:彼女が誘拐されていた間に何が起きたのか?なぜ記憶が消されているのか?
解明された事実
- イーサン・ロムの死:生存者を脅かしていたイーサンがチャーリーによって殺害された。これにより当面の脅威は去ったが、「他の者」に関する情報を聞き出す手がかりは永遠に失われてしまった。
5. トリビア / 考察ポイント
- チャーリーの贖罪:チャーリーがイーサンを迷わず撃ち殺したのは、クレアを守るためであると同時に、過去に自分が守れなかったもの(ルーシーの純粋な愛情や真っ当な人生)に対する、強烈な贖罪の意識の表れでもある。
- スコットとスティーブのギャグ:撲殺されたのは「スコット」だが、生存者たちは彼と「スティーブ」の区別がついておらず、たびたび名前を間違えるというブラックジョークが作中で繰り返される。